フロントラインの有効成分<フィプロニル>・・・・とHPにも紹介されていますが フィプロニルって何かご存知ですか?
ゴキブリ駆除やアリ駆除にも使われる危険な化学物質です。
本当に使用して大丈夫だと思われますか?ノミ・ダニだけに効き 害はない??
フィプロニルの危険性についてはこちら↓(農水省動物医薬品検査場の副作用情報)
かなりの症状が出てますし 他に死亡例もあるようです。 治癒や良好ばかりがならんでますが 本当のところはどうなのでしょうか?
症状例 (一部)
両眼瞼腫脹・発赤、全身発赤・掻痒・嘔吐頻回・基剤アルコールによる嗜眠・流涎、流涙・元気消失・ふらつき・心速拍・肝障害、末梢神経障害、下痢、嘔吐、食欲廃絶、脱毛、発熱などなどまだまだあります。
危険だから使用しない方が良いという獣医師もいる一方、この症状例は適切な使用方法での結果とは言えない。フィプロニル自体が作用して副作用が起きる事は殆どないと認識していますので(実際経験がありません)と仰る獣医師もいましたので物質自体について調べてみました。
フィプロニル (FIPRONIL)
短期暴露の影響: 中枢神経系に影響を与え、神経過敏、痙攣を生じることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。
長期または反復暴露の影響: 肝臓に影響を与え、組織障害を生じることがある。
またフロントラインに使われている基剤のアルコールはイソプロピルアルコールで
イソプロピルアルコールは
暴露の経路: 体内への吸収経路:蒸気の吸入
吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。しかし、噴霧あるいは拡散するとかなり急速に有害濃度に達する。
短期暴露の影響: 眼、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与え、機能低下を生じることがある。許容濃度をはるかに超えると、意識を喪失することがある。
長期または反復暴露の影響: この液体は皮膚の脱脂を起こす。
以上 国際化学物質安全性カード より
このように記載してあり 使用後すぐに症状が出た場合はフロントラインの成分が原因と特定できるのでしょうが 時間が経過して症状が出た場合はフロントラインの成分によるものであっても 他の様々な要因も考えられる為、フロントラインと特定するのは容易ではないのではないのでしょうか?
上記2成分だけを見ても 適切な使用方法であれば安全とは到底思えないので・・・・うちは1度も使用していません。ノミ・ダニ対策は薬を用いないでやってます。
中には病院でもらえるのだから大丈夫。とか 毒とはわかっていても便利だから使う という方もいますが。。。
使用するしないは飼い主の価値観の問題ですし。
私は色々な情報に惑わされることなく 自ら調べて これからも育てて行きたいと思います。
ドックフードの時もそうでしたが 『うちはリコール対象になってるもの以外を与えてるので安心した。』などという感想を述べてる方多かったのですが。。。。
意識の低さにあきれます。